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どうもこんにちは!マメオです。
生まれたばかりの新生児って全然寝ないですよね?
夜泣きはするし、すぐ起きるし、全然寝ないし。
お子さんがいる家庭であれば、誰しもが経験していることだと思います。
「自分で寝てくれればだいぶ楽なのにな。」「夜通しずっと寝ててくれないかな。」
なんて事を思ったことはないでしょうか?
子どもの寝かしつけや、夜中に起きるようなことさえ無くなれば、時間に余裕ができ子育てもだいぶ楽になりますよね。
そこで今回は、育児の中でもトップの悩みと言っても過言ではない『子どもの睡眠に関する悩み』を解決するための方法『ネントレ(ねんねトレーニング)』について紹介したいと思います。
この記事は次のような人におすすめです!
- ネントレっていつからできるの?
- ネントレを始めたいけど、どうやってやるの?
- 新生児からでもできるネントレはないかな?
- フランス式のネントレに興味があるんだけど…。
これからご紹介するネントレはフランスの人たちが実際に実施しているやり方になります。
新生児のお子さんでも実施できるやり方ですので、是非参考にしてみて下さい。
ネントレとは?
ネントレとは、ねんねトレーニングの略称で、赤ちゃんを自力で眠らせれるようにするためのトレーニングを言います。
新生児のうちから自分の意志で定時に寝付き、定時で起きるなんて子どもはいるはずがありません。
だからこそ親がネントレを実施して、規則正しい生活リズムを身に付けさせる必要があります。
自分で寝付くことができるようになれば、子どもに費やす時間も減り、親の負担も軽減されます。
新生児から習慣づけることは簡単なことではありませんが、早い内から実践する事をおすすめします。
フランス式ネントレを知ったきっかけ
私は子どもの2人姉妹を育てていますが、長女の時はネントレをすることなく育てていたため、寝かしつけには本当に苦労しました。
なかなか寝ついてくれないため寝るまで抱っこし、夜泣きで起きればまた寝つくまで抱っこして歩き回る、といったことを毎日繰り返していました。
次女が生まれるとわかった時は、一人目の時に寝かしつけで苦労したことの反省を踏まえ、ネントレについて調べました。
その時、妻からある1冊の本を紹介してもらいました。
『フランス人の赤ちゃんは朝までひとりでぐっすり眠る』
そんなバカな!1人で寝れるわけないやろ!
国が違うだけで赤ちゃんが変わるもんか!
最初に紹介してもらった本の題名を見たときは正直そう思いましたが、実際に本を読み進めると目から鱗が落ちるような内容でした!
著者のレロちひろさん自身がフランス人の方と結婚されているため、ネントレだけでなくフランスの子育てについてもご紹介されています。
なるほど!と思うようなことが多く本当に参考になるのでおすすめです。
フランスと日本の違い
本を読んでわかったことは、国の文化の違いが子育てにも大きく影響しているということです。
フランスと日本では、子どもとの関わり方や育て方、育児に対する考え方がほとんど違いました。
例として1つご紹介させて頂くと、
フランス語には日本語の『夜泣き』にあたる言葉がありません。
引用元「フランス人の赤ちゃんは朝までひとりでぐっすり眠る」(レロちひろ著)
この文を読んだ時は正直驚きました。
つまり、フランス人にはそもそも夜泣きという概念がないということを意味しているのだと思います。
日本で子育てをしている親であれば、『夜泣き』というワードを聞くとあまり良いイメージはもたないですよね?
しかし、フランス人からしてみれば夜に子どもが泣くのは当たり前であって、ただ時間帯に関係なく『子どもが泣いた』くらいのことでしかないのだと思います。
フランス式ネントレの実践
「ネントレっていつから始めればいいんだろう?」「いつからならトレーニングを開始してもいいのかな?」と思う方がいるかと思いますが、フランス式のネントレであれば新生児から始めるのがおすすめです。
生まれてから早い内に始めた方が、より効率的に正しい生活リズムを学ばせることができます。
もしお子さんが誕生してから日数が経っていたとしても、ネントレができないわけではないので安心して下さい。
私の次女も生まれてすぐにフランス式のネントレを実践してみました。
すぐに結果が出たわけではありませんが、約2ヵ月足らずで『セルフねんね』を覚えましたよ!
大変だったのは1ヵ月ちょっとと考えると、だいぶ良い方なのではないでしょうか?
やはりセルフねんねができるようになるだけでもかなり楽になりましたね。
これからが本題で私が娘に実施したネントレの体験談になります。
もちろん個人差はあると思いますが、是非参考にしてみて下さい。
ネントレをする環境を整える
フランス人は赤ちゃんが生まれるとわかった時点で、まず環境から整えていくそうです。
環境と言っても色々あるかと思いますが、ここで大事なことは赤ちゃんが一人で寝れる空間を確保することです。
まだ生まれてもいない子どものために、引越しまでする家庭も少なくないと知った時は衝撃的でした。
日本人からしたら考えられないよね!!
何故そこまでこだわるのかは、フランス人は『個人』や『睡眠』をとても大事にしているそうです。
そのためいくら赤ちゃんであっても、外的要因による睡眠の妨げをなくし、一個人としての部屋も確保してあげようとします。
私自身は運よく長女が生まれた時点で既に家を購入していたため、空間を確保する点についてはクリアしていました。
2階に子ども部屋は有りましたが、赤ちゃんの夜泣きで長女まで起きることがないよう、念のため1階の部屋で寝かせるという工夫はしました。
どうしても部屋が確保できない場合は、ベビーベッドがおすすめです。
私の次女も1階にベビーベッドを置いて寝かせました。
さすがにネントレとはいっても一人で寝かせるのは不安だったため、ベビーモニターも設置しました。
こうなったらとことん追求してやるぞという気持ちで、寝る時に光もできるだけ遮ってあげようと思いましたが、家のブラインドは遮光性が無さ過ぎるスケスケブラインドでした。
これじゃ娘も気持ちよく寝られないよ。
どうしようかと悩んでいましたが、以前住んでいた時に使用していた遮光性バリバリカーテンを残していたことを思い出しました。
引っ張り出してさあ取り付けよう!となりましたが、カーテンレールが無かったため押しピンで対処しました。
…見た目がめちゃくちゃダセぇ!!笑
まぁ娘の為だ。仕方ない。
各家庭それぞれ環境を整えるには問題はあると思います。
工夫して子どもが一人で寝れる空間を確保してあげて下さい。
- 一人で寝れる空間を確保する
- 光や音といった睡眠の妨げになるようなものは出来るだけ排除する
- 部屋等の制限がある場合は、ベビーベッドを検討する
- 安全面も考慮してモニターを設置する
セルフねんねを覚えさせる
ネントレの第一関門は『セルフねんね』です。
セルフねんねとは言葉からだいたいの意味はわかると思いますが、赤ちゃんが一人で眠りにつくことを言います。
先程も言いましたが、これが出来るようになるだけでもだいぶ楽になりますよ!
セルフねんねを覚えさせるフランス式の極意は『気長に見守ること』です。
トレーニングの始めとして、まず子どもが泣いている理由を親が察する必要があります。
理由としては、赤ちゃんが何かを伝えたい時は『泣く』という方法しかないからです。
ここでの大事なポイントは、眠い時の泣きかそれ以外かを見極めることです。
眠い時の泣きか、それ以外か。
うるさい!
しょーもないことやってないで早く説明しなさい!
ご、ごめんなさい。
「これがわかれば誰も苦労しないよ!」と言われてしえばそれまでなのですが、要は子どもが泣き始めたらすぐに何か対処しようとするのではなく、観察しつつちょっと待ってみましょうということです。
もしこれが眠い時の泣き(寝ぐずり)と考えられる場合は、気長に見守ってあげて下さい。
寝ぐずり以外で泣いている理由は大きく分けて4つだと思います。
- お腹が空いている
- オムツが気持ち悪い
- 体が熱い(寒い)
- 体調が悪い
夜の就寝前はオムツや空腹で直ぐに起きて泣くことが無いように、あらかじめ対処しておくことをおすすめします。
少し話をそらして睡眠についてお話しますが、睡眠には自律神経である『交感神経と副交感神経』が関わっていてその中でも特に『副交感神経』が大きく関わっています。
自動車に例えると、
交感神経=アクセル
副交感神経=ブレーキ
とイメージしてもらえばわかりやすいかと思います。
副交感神経は心身がリラックスした状態で活性化し、活性化する程深い睡眠が取れ免疫力も高まりまると言われています。
「ん!?ちょっと待て。そうなると赤ちゃん寝入ろうとしてるのに、めちゃくちゃ泣きわめいて真逆の事してるよね?」
と疑問に思うかと思いますが、まさにその通りで赤ちゃんは交感神経と副交感神経の入れ替えがまだ上手に行うことができません。
そのため、激しく泣くことによってわざと交感神経を爆上げさせます。
そしてある一定のとこまでくると副交感神経が優位になり、急にスイッチしてスッと眠りにつくのです。
赤ちゃんの寝ぐずり中には自律神経の優位性の入れ替わりが行われていて、上手に睡眠を取る練習をしているんだということを理解して気長に見守ってあげましょう。
そうは言っても、赤ちゃんがギャン泣きしているのをずっと見ておくのは本当に辛いものです。
最初は短い時間から始めてもいき、慣れてきたらだんだん待つ間隔を伸ばしていきましょう。
ネントレをするうえでやってはいけないことは、泣いている理由もわからずにすぐに抱っこしたり、母乳をあげてみたりすることです。
実は眠くて泣いているのにすぐに抱っこしてしまうと、『泣けば抱っこして寝かせて貰えるんだ』と誤学習してしまう可能性があるため注意深く観察することが大切です。
最初は辛いけど、子どもも学習しているから親子で頑張ろう!!
長時間睡眠させるには
セルフねんねを習得できたら、次は長時間睡眠をとれるようにするトレーニングに移行します。
長時間睡眠させるには、ミルクを上げる頻度を減らしていく必要があります。そのためある程度赤ちゃんの飲む量が増えてきてから始めるのがおすすめです。
ミルクを飲ませる周期を3時間に1回だったところを、4時間に1回と授乳間隔を変えていきます。急に始めると赤ちゃんも泣き止まなくなる可能性があるため、徐々に間隔を伸ばしていって下さい。
次に大事なポイントは、正しい生活リズムを身に付けさせることです。
朝起きる時間や就寝の時間はできるだけ同じ時間帯にしてあげることで、赤ちゃんに正しい生活リズムを学習させていきます。
寝る前の行動パターンもルーティン化すると、赤ちゃんもより寝付きやすくなるためおすすめです。
私は寝かしつけの1時間前くらいに娘をお風呂に入れるようにしてるよ!
最後のポイントは、夜の寝かしつけをする前は赤ちゃんのお腹を腹一杯に満たしておくことです。
赤ちゃんはお腹が空くとどうしても寝付きが悪くなります。夜泣きの回数を減らすためにもできるだけお腹を満たしてあげましょう。
母乳でも大丈夫ですが粉ミルクの方がおすすめです。粉ミルクは腹持ちが良く飲ませた量も把握できるため長時間睡眠でのトレーニングにはうってつけです。
娘には基本的に母乳をあげてるけど、寝る前だけは粉ミルクにしてるよ!
初度は寝付いてから2~3時間後には起きてしまうかもしれませんが、全然問題ありません。
大事なのことは、自力で再入眠させることです。
この時はセルフねんねの時と同様に、親が子どもの泣きを見極める必要があります。
夜泣きが始まってもまずは様子を見て、何を訴えている泣きなのか見極めましょう。
ここで赤ちゃんによくあるのが「寝言泣き」です。
寝言泣きで泣いているだけなのに、親がすぐに手をつけてしまうといったことがよくあります。
これは赤ちゃんの再入眠させる機会の妨げになるのでやってはいけません。
それ以外の理由で泣いている場合はすぐに対処し、またセルフねんねできる状態にしてあげましょう。
まとめ
ネントレ中は赤ちゃんを見ててしんどくなる時もありますが、これも成長過程の一環ととらえて気長に見守ってあげて下さい。
フランス式のネントレでは子どもを観察することが大事ということを覚えておきましょう。
だからといって無理して頑張りすぎず、自分たちのできるペースで実施していければそれでOKだと思います。
今回お伝えしたフランス式のネントレが正解と言うわけではないので、色んなやり方を試行錯誤して親も子も朝まで寝れるように頑張っていきましょう!
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